ヴィンテージマンション購入後に後悔したこと5選|チェックすべきポイントもご紹介
新築物件よりも比較的低価格で、広いお部屋や好立地な物件が見つかることもあり、ヴィンテージマンションの購入を検討する方も多いでしょう。
しかし、実際に購入してみて後悔したことがあった、という声も少なくありません。
そこでこの記事では、ヴィンテージマンションの購入を検討されている方が失敗しないためにも、購入後に後悔したことを5つご紹介していきます。
また、どういった点に注意すればよいのか、チェックするべきポイントについても解説していきますので、賢い物件選びの参考にしていただけますと幸いです。
ヴィンテージマンションを購入した際に起こり得る後悔とは
ヴィンテージマンションの購入後に起こり得る後悔とは、具体的にどのようなものがあるのでしょうか。ではさっそく、5つの後悔についてご紹介いたします。
水回りの配管などが古く、メンテナンス費用がかかる
築年数が経っているヴィンテージマンションでは、バスルームやキッチン、トイレなどの水回りの配管などが古く、想像以上にメンテナンス費用がかかってしまう場合があります。毎日使う場所であるため劣化も現れやすく、水漏れなどの問題が起これば多額の修繕費用がかかることも。
たとえリノベーションされていたとしても、表から見える配管だけのチェックではわからない共有部分の設備も盲点になりがちです。入居してから劣化によるトラブルが起きてしまい、後悔することも考えられます。
防音性が低く、騒音問題が発生する
ヴィンテージマンションでは防音性が低いお部屋もあり、内見ではわからなかった騒音や生活音に悩まされ後悔する方は多くいらっしゃいます。
お子様の走り回る音が上階から聞こえてきたり、ドアの開閉音が響いたりと、実際に長くそのお部屋で過ごしてみないとわからないことも多分にありむずかしい問題です。
また、騒音が聞こえてくるということは、こちらの生活音も誰かにとっては迷惑になってしまう可能性もあります。小さなお子様がいる家庭であれば、苦情を言われないように注意しながら生活しなければならず、気が滅入ってしまう方もいるでしょう。
機械式駐車場が旧式であると、停められる車に制限がある
駐車場を利用する際、ご自身の車が規定外のため停められなかったという方もいます。
特に、機械式の駐車場設備が旧式であると、車の高さや幅などが規定外になることも多いようです。となると、近くに別の駐車場を借りる必要があったり、車を新しく買おうとした場合に図らずも条件がついてしまったりします。
車が好きで愛車を持っている方は事前に確認しておかなければ、大きな後悔となり得るでしょう。
間取りが古かったり不便であったりする
ヴィンテージマンションでは、メンテナンスやリノベーションがされていても、間取りやお部屋のつくりそのものが昔の様式のために不便に感じてしまうことがあります。
とはいえ、お部屋を選ぶ際に細かくシミュレーションして生活動線を確認したり、間取りの不便さをイメージしたりすることは容易ではありません。そのため、実際に住んでから後悔する方も多いようです。
耐震性に不安がある
地震の多い日本では、建物の耐震性は軽視できません。しかし、頻繁に起こる地震に慣れてしまっていることから、あまり確認せずに決めてしまう方もいらっしゃいます。
そんな中、今後くるであろう地震について言及されたり、家族構成が変わり一人暮らしや子どもが増えたりした際「今、地震が来たらどうしよう」と不安を覚え、耐震性が更新されているマンションにすればよかったと後悔してしまうことがあるようです。
ヴィンテージマンションを購入して後悔しないためにチェックすべき点とは
上記で挙げた後悔した事例はほんの一部ですが、ヴィンテージマンションを購入して後悔しないためにできることはあります。ここで、購入前にチェックしておきたい項目を確認していきましょう。
<水回り設備の耐用年数や性能>
お部屋の配管にどのような材質が使われているのか、耐用年数や現在の状態についても確認を怠らないことが大切です。リノベーション済みであったとしても、配管の交換が行われているのか聞いてみましょう。
<防音性>
防音性は、建物の構造や設計情報、そして内見でもある程度確認できます。一般的に防音性が高いとされているのは、鉄骨の鉄筋コンクリート造です。
また、壁や床に使っている素材や厚さによっても違ってきます。実際に壁を叩いて音を聞いてみたり、部屋の真ん中で手を叩いて反響音を聞いてみたりと、できる限りの手段を使い判断しましょう。
<耐震性>
耐震性については、事前にしっかりと確認しておく必要があります。築年数にかかわらず、聞いておいた方がよいでしょう。不動産会社に問い合わせると、住宅性能評価書にて確認してもらえます。
<間取り・生活動線>
間取りや生活動線については、できるだけ注意深く確認することをおすすめします。リノベーションを行うにしても、間取りを大きく変えるのは簡単ではないからです。
また、リノベーションやリフォームの制限などもあるため、直したいと思ったときにどれだけ直せるか規約を確認しておきましょう。
ヴィンテージマンションの価値を上げるためには?
今後のヴィンテージマンションの価値は少子高齢化などの原因によって下がると言われていたり、リモートワークの普及により需要が増えていると言われていたりと、さまざまな見方があります。
そんな中、どちらの場合であっても、いずれ売却や貸すことを考えるとマンションの価値を最大限上げるために、できることはしたいと考える方も多いのではないでしょうか。
その場合、以下の項目などを行うのが効果的です。
・改装やリノベーション
・お部屋全体の定期的なメンテナンス
・経年劣化が現れやすいキッチンとバスルームの改装
・外観やマンション周りの庭園などの整備
・あらかじめできる劣化抑止対策
もちろん購入時から後悔することのない、資産価値も十分にある物件を選ぶのも大切です。そのうえで、購入後住み続けていく間も、売却や貸す場合について備えておくのが賢明といえるでしょう。
ヴィンテージマンションの購入前後で注意すべきポイントを押さえておくのが得策
今回は、ヴィンテージマンションを購入した際の後悔についてお話ししました。
他にも起こり得るであろう後悔はさまざまあると思いますが、前もって入念に確認することで多くの後悔は回避できるはずです。この記事を参考にして、後悔のないヴィンテージマンション選びにお役立てください。
また、将来のことも見据えてヴィンテージマンションの価値を上げたいとお考えの方は、ぜひTIMELESS名古屋へご相談ください。他にないハイセンスな理想の住まいを実現するリノベーションで、確かな価値を提供いたします。
どのようなご相談でも結構ですので、まずはお気軽にお問い合わせください。
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