【2023年最新】マンションのフルリノベーション費用の相場と算出方法
マンションをフルリノベーションするには、部分的なリフォームよりも高い費用がかかります。
そのため、予算内で価格に見合ったリノベーションを実現するには、費用の相場や価格がどのように決まっていくのか把握しておくことは重要です。
この記事では、マンションのフルリノベーションの費用相場や、実際にかかる費用を算出する際に考慮すべきポイントについて解説します。
フルリノベーションをご検討中の方は、ぜひ参考にしてください。
マンションのフルリノベーション費用の相場と要素
まずは、マンションをフルリノベーションする際の相場と、費用を変動させる要素について見ていきます。
フルリノベーション費用の相場
マンションのフルリノベーションにかかる費用の相場は、目安として10〜20万円/㎡ほどです。
例として、60平米のお部屋を施工する場合は、600万〜1200万円程度の資金が必要と考えられます。
これは施工会社やリノベーションの内容によっても変わってきますので、あくまで一つの目安です。
いくつかの会社に相見積もりをとり、自分たちのイメージする住まいが、どのくらいの価格で実現するのか把握していきましょう。
フルリノベーション費用に影響を与える要素
では、リノベーションの費用は具体的に何によって変動するのでしょうか。
いくつかの要素を挙げていきます。
<リノベーションの施工内容>
施工内容によって、当然のことながら費用は変わってきます。キッチンに注力したい、間取りそのものを大胆に変えたいなど、それぞれ希望する内容によっては相場とかけ離れることもあるでしょう。
<リノベーション開始前の建物の状況>
建物の状況によっては、予定していた施工内容とは別に、追加工事や追加資材が通常より多く必要になる場合も考えられます。
反対に、新しいマンションであれば、そのまま活かせる箇所が多かったり設備の追加が不要であったりと、費用が浮くこともあるでしょう。
<資材・設備の選択>
壁紙や床材、水回りのタイルなど、各所にあてる資材や設備の選択によっても、費用は大きく変わります。同じ壁紙でも、グレードの高いものからリーズナブルなものまであるためです。
ここは、依頼者の好みやこだわりの程度で判断が分かれるところでしょう。
<付帯費用>
リノベーションの工事費用とは別に、付帯費用が発生します。付帯費用は、設計・管理費用、運搬費用、廃材処理費用、クリーニング費用など多岐にわたります。
これらも事前にきちんと確認し、費用予算に含めておくことが大切です。
マンションのフルリノベーション費用の算出方法
ここでは、フルリノベーションにかかる費用を計算するための手順を説明していきます。
予算が漠然としていたり、費用を決定するまでの流れがイメージできなかったりする方は参考にしてみてください。
1.複数のリフォーム会社に相見積もりをとる
まずは、気になるリフォーム会社に見積もりを依頼していきます。
1社ではなく、複数のリフォーム会社に依頼して相見積もりをとりましょう。
リフォーム会社が現地調査を行い、リノベーション内容や規模に合わせた見積もりを出してくれます。
2.相見積もりを比較して費用の目安を算出する
相見積もりをとったら、それぞれの見積もりを比較し、費用の目安を算出します。
見積もりは、設計や施工内容、使用する資材や設備の選択によって費用が異なるため、詳細に比較することが重要です。
3.費用を削減できるか検討する
見積もりを比較したのち、予算を超えていた場合はもちろん、予算内に収まっていたとしても費用が削れるところはないか一度検討してみましょう。
先述した付帯費用や、その他必要になる出費についても考慮しながら、無駄な費用がかかっていないかを確認します。
4.資金計画を立てる
見積もりから適切な費用の目安を把握し、自己資金や融資を含めた予算が明確に出せたら資金計画を立てていきます。
必要に応じて融資の手続きを進めたり、予算に合わせた支払い計画を考えたりと、支払いがスムーズに行えるように準備・計画をしていきましょう。
マンションのフルリノベーション費用のコスト削減方法
フルリノベーションにかける費用は、こだわりたいところにはしっかりとかけて、削れるところは削っていき理想を形にしたいと考える方も多いのではないでしょうか。
ここでは、費用を効率的に削減できる方法をご紹介していきます。
資材・設備の選び方にひと工夫を
繰り返しになりますが、資材や設備の選択によって費用は大きく変わります。
それなら、できる限りグレードの低いものを選択すればよいかというと、そうとも言い切れません。機能面や耐久性、メンテナンスのしやすさなども考慮して選んだ方が、後悔せずに快適な住まいを実現できるでしょう。
見積もりの際には、中間のグレードのものが適用されている場合も多いため、細かくチェックしてグレードを下げられるところは下げていくと費用の削減につながります。
また「ここだけは、どうしてもこだわりたい!」という箇所にはグレードの高いものを選び、他はスタンダードなものを選ぶなど、メリハリをつけて選ぶのもおすすめです。
建材や家具は中古品を活用
施工に使う建材や新しく入れる家具などを、中古品から取り揃えるのも一つの手です。
中には新品同様のものもありますし、うまく活用すれば費用を節約しながら理想のリノベーションを実現できます。
ただし、中古品を選ぶ際はデザインやサイズ、品質などもきちんと確認し、プロの意見を参考にするようにしましょう。
費用を抑えられる箇所がないかプロに相談する
経験豊富なリノベーションのプロに相談することで、費用を抑えられる箇所や無駄を見つけ出してくれます。
グレードの低い資材に思わぬ欠点があったり、価格を抑えてもクオリティは変わらなかったりなどは、依頼者側だけで判断するのは難しいでしょう。
プロならではの視点や知識でアドバイスをもらい、費用を削っていくと安心です。
自己施工できるか検討する
壁を塗ったり、ちょっとした飾り棚を取り付けたり、自分たちでできることがあれば積極的に行ってみるのもいいでしょう。
簡単な施工でも、プロに任せるとなると、それなりの費用が加算されてしまいます。そのため、これぐらいなら自分たちでできるという箇所を見つけられたら、費用をさらにカットできます。
無理のない範囲で、自己施工できる箇所がないか検討してみてください。
適切な相場を知り費用とクオリティのバランスを見極める
マンションのフルリノベーションにかかる費用の予算は、相場を知ったうえで、相見積もりをとって詳細を詰めていくのがよりよい手段でしょう。
また、安ければ安いほどいいという考えではなく、後悔のないよう、こだわるところはこだわって予算をかけていくのも大切です。
費用とクオリティ、そして自分たちの理想やこだわり、これらのバランスが取れていることが重要といえるのではないでしょうか。
そのような満足のいくマンションのフルリノベーションを実現したいとお考えの方は、ぜひTIMELESS名古屋へご相談ください。
これまで多くの理想的な住まいを創り上げてきたプロたちが、予算に合わせてハイクオリティなリノベーションをご提供いたします。
弊社のリノベーション デザイナーに、直接ご相談いただける【LINE無料相談】も好評です!
下記「友だち追加」ボタンから、弊社TIMELESS名古屋のLINEにご登録いただけます(無料)
この記事へのコメントはありません。